人によっては1度の洗顔で何度も洗う、2度洗い3度洗いを頑張る人も居ると思います。
オイリー肌だからゴシゴシ・・・
ニキビができたからゴシゴシ・・・
ですがそんな洗い方では肌はただ劣化するだけなんです。
何故洗い過ぎは肌の劣化に繋がってしまうのでしょうか。
スポンサーリンク
Contents
洗い過ぎは肌の層をはがしている行為
肌って、どういう構造になっていると思いますか?
実は肌といっても、1枚ではなく層になってできているもの、それが肌なんです。
一番上に角質層。
その下に顆粒層、有棘層、基底層、真皮となっています。
なので、私たちがケアしているのはこの角質層なんです。
角質層はラップ1枚ほどと言われています。
そしてこの角質層も、
角質細胞、細胞間脂質(セラミド)、表皮細胞とつながっています。
セラミドが角質細胞同士をくっつけてくれているため、肌の水分が蒸発しないようになっているのです。
洗顔って脂を落とす行為ですよね。
適度な洗顔であれば、セラミドを奪いすぎませんが、洗いすぎるとセラミドも落ちすぎるため、乾燥し肌の劣化を招いてしまうのです。
洗顔をする理由
洗顔しすぎがダメなら、洗顔しなければいいんじゃないか?
と思った人も居ると思いますが、実はこれもダメです。
洗顔をしないことで、まず肌が汚れます。
ホコリとか、ターンオーバーではがれ落ちた方が良い、古い角質などで汚れます。
これを放っておくことで
- ほこりや花粉、アレルギー物質がつきやすい肌に・・・
- 細菌が繁殖しやすい肌に・・・
- 皮脂のスクアレン・脂肪酸系物質が過酸化脂質に変わって荒れやすい肌に・・・
ということが起こります。
だから、適度に肌の状態をリセットする、これが大切なのです。
だからこその洗顔。
肌の状態をリセットするための洗顔
であることをまずインプットしましょう。
適度な洗顔とは
適度な洗顔とは、朝は水、夜は洗顔料による洗顔になります。
洗顔料も、肌に合ったものを。
肌に悪い危険な成分
アルコール(エタノール)、防腐剤・酸化防止剤(パラベン、EDTA-Na)、グリセリン、人工的な香料・着色料(天然由来と書いてあればok)、界面活性剤(乳化剤、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na)、ミネラルオイル(石油から抽出したオイル、クレンジングである場合は問題ナシ)
肌荒れの原因は大体が腸の不調が現れていたりもする
肌荒れしている人で、腸の調子が悪い人、
例えば便秘だったり下痢だったり、便は出るけど硬すぎたりうさぎの便みたいな便だったりするとそれが肌荒れの原因である可能性が高いです。
なので、腸の調子が悪い人はまずここを整えてあげることで改善する可能性は大きいです。
腸の調子が肌に関係する理由
腸の調子が悪い人と言うのは、
- 腸内の善玉菌が少ない
- 便がたまりすぎて体によくないガスがたまっている
という腸な人が多いのですが、これは
- 善玉菌が作るビタミンの恩恵を受けられない
- ガスが腸から血液に侵入して、血液から悪いガスを出すために肌からガスを出そうと肌が荒れる
といったことに繋がります。
善玉菌が作るビタミンですが、ビタミンB群、ビタミンK、ビタミンCを善玉菌は合成します。
サプリメントなどでこれらを摂っていた人はびっくりするかもしれませんが
善玉菌は美肌にも繋がる菌でもあるのです。
だからこそ、大事にしたほうが良いです。
美肌を作るためには洗顔でゴシゴシ顔を洗うのではなく、腸内環境を整えるようにしましょう。
便秘や下痢は、善玉菌が腸に少ない信号でもあるので、キャッチしたら改善してください。
便秘になって腸にガスがたまっても、そのガスが血液から肌へ出てきてしまいます。
そうならないためにも洗顔を頑張りすぎるのではなく、腸を整えるようにしましょう。
善玉菌を手っ取り早く増やすには、善玉菌に餌を与えること
便秘解消や下痢改善には色々な方法がありますが、悪玉菌を減らしたりするよりも善玉菌を増やすのがやっぱり一番手っ取り早いです。
といっても、即効性があるということではありません。
善玉菌に餌を1日に大量に与えたとしても、大量の餌を1日で食べきれるわけがありませんよね。
善玉菌は生きています。
私たちも「大きくなるために沢山食べなさい!」と成長期にフードファイター並みの食事を出されても残しますし、すぐにそれを食べて大きくなれるわけでもなかったですよね。
それと同じです。
なので、善玉菌に餌を与える時は、毎日コツコツとあげてコツコツ善玉菌の数を増やす必要があります。
美は1日にしてならないのです。
善玉菌を増やす餌はオリゴ糖がおすすめ
善玉菌を増やすならオリゴ糖がおすすめです。
オリゴ糖は、善玉菌の餌になるうえに、摂取がとても簡単だからです。
とはいえ、どのオリゴ糖でも良いというわけではありません。
スーパーなどによくあるシロップタイプのものだと、消化されやすいオリゴ糖が含まれていることが多いため気を付けましょう。
オリゴ糖には、
- 消化性
- 難消化性
とあるのですが、難消化性であると、オリゴ糖が消化されないまま腸に届くので、オリゴ糖も増えやすくなります。
逆に消化性だと、善玉菌の元にたどり着くまでに沢山の量を食べないといけなくなったりもするため、コスパも悪いです。
時間もかかります。
だからこそ、オリゴ糖を選ぶのであれば難消化性を選びましょう。
また、善玉菌によって好きなオリゴ糖が違います。
なので、オリゴ糖が数種類入っているようなオリゴ糖であると、コスパよく腸を改善していくことが期待できるでしょう。
まとめ
洗顔のし過ぎは毒!というお話でした。
何事も適度に、が一番です。
適度の量がわかるようになると、うまくいくことも多いので是非、適度を極めていきましょう。
ではまたヾ(゚ω゚)ノ゛